職場における効果的な問題解決方法
Effective Problem Solving in the Workplace
仕事をしていると、ドキッとする問題が少なからず発生するものです。
その度に動揺したり、慌てたりするのは仕方がないですが、落ち着いて手順通り進めていけば何事もなんとかなるものです。
一般的に言われている問題解決方法について紹介します。
- 1. 問題を特定せよ Identify the issues
- 2. オプション(解決方法)をリスト化せよ List the possible options
- 3. オプションを評価せよ Evaluate the options
- 4. オプションを選択せよ Select an option (s)
- 5. オプションの同意を得よ Agree on a solution
1. 問題を特定せよ Identify the issues
まずは何が問題や課題になっているのか明確にすること。
何が問題であるのかは人(部署、立場など)によって異なるものです。その問題が与える影響や興味が違うからです。
よって、解決すべき問題を取り違えるとえらいことになります。自分でこれは大ごとだと思った(または大したことはないと思った)としても、他の人の意見を聞き、何を解決すべきか相談することが大切です。
Clarification of what the problems/issues are. People have different views of what the issues are. The critical step is that you listen other people's opinions.
2. オプション(解決方法)をリスト化せよ List the possible options
解決方法をBrainstormingしてみる。まずはひらすらオプションを挙げてみるのだ。実現可能かどうかは後で考えるとして、とりあえず思いついたことをどんどん書き留めること。
3. オプションを評価せよ Evaluate the options
各オプションを評価すること。メリットやデメリット(プロスとコンス)を挙げていく。
4. オプションを選択せよ Select an option (s)
メリット、デメリットを比較して、ベストなオプションを選択すること。
5. オプションの同意を得よ Agree on a solution
解決方法を決定したら、必ずチームや上の同意を得ること。それも書面に残しておいた方がいい。みんなで考えたオプションを用いて課題に臨んだことを後から振り返れるようにした方が良い。これは失敗したときに自分を守るためでもあるし、どのように意思決定がされたか記憶しておく上で重要である。
とにかく、問題が発生したときに大切なことはまずは問題を特定すること、そして1人で決して悩まずに相談すること。