枡野俊明さん著の「心配事の9割は起こらない」から教えを一部抜粋して紹介します。
この本では、余計な悩みを抱えないように、他人の価値観に振り回されないように、無駄なものをそぎ落として、限りなくシンプルに生きる方法が書かれています。
今日できることは今日やる
Don't put off till tomorrow what you can do today.
*put ~ off: ~を後回しにする
面倒くさいことを「明日でいいや」と先に延ばしにすると、そのことが結局気になってしまって耐え難いものになります。ますます苦しくなります。
それならば片付けてしまってからゆったり過ごすほうが精神的にはいいことでしょう。
それが必ずしなければいけないことなら尚更です。
明日に延ばしたからといってそのことから逃げることはできないのです。
よく仕事は優先順位を付けてから取り掛かれと言いますが、目の前の仕事は順番にどんどんこなしていく方が効率が良かったりもします。
特に膨大なメールの処理なんかは、片っ端から返信して、自分にボールがない状態にしておいた方が気が楽です。
自分の返信待ちの案件がある場合、これを休日まで持ち越すと気になってしまってよい休暇が過ごせなかったりする。
今日できること、今日しておいた方がよいことは今日やること。
明日の自分のことが好きなら。
英語のことわざにもなっています。
Never put off till tomorrow what you can do today.
今日できることを明日にのばすな。
ちなみに「明日できることは今日やるな」って言う人も中にはいます。
混み入ったことや一晩寝かせた方がいい案件とかはそうかもしれないですね。
Don't do today what you can do tomorrow.