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反戦映画 キングスマン:ファースト・エージェントの感想

映画『キングスマン』シリーズの第三作『キングスマン:ファースト・エージェント』の感想。本作は、『キングスマン』(2014)、『キングスマン:ゴールデン・サークル』(2017)の前日譚。

第一次世界大戦前夜の時代を舞台に、イギリスの諜報機関「キングスマン」の誕生秘話が描かれる。

英題はThe King's Man

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1914年、「羊飼い」と名乗る謎の組織が密かに世界大戦を操ろうとしていた。それを察知して人類破滅の危機に立ち上がったのは、英国の名門貴族のオックスフォード公とその息子コンラッド。「羊飼い」の目的は、いとこ同士となるイギリス国王のジョージ5世、ドイツ皇帝のヴィルヘルム2世、ロシア皇帝のニコライ2世を反目させ、世界に破滅的な戦争を起こすことであった。

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オックスフォード公は、国家に属さない最強のスパイ機関を組織し、彼らは戦争を止めるべく奔走する。

感想

インターネットのない時代に使用人を使った情報収集や普通のおじさんが頑張って戦ってる姿には好感が持てる。

130分は長すぎかな。でも、変な魔術師のラスプーチンとの戦いや、壮大な景色を背景にした敵のアジトでの戦闘などは、盛り上がる。

戦争の前線のシーンは重く、暗く、戦争がいかに理不尽か描かれている。

海外の評価はイマイチ。今までのキングスマンと同じものを期待すると確かにちょっと違う。人によっては冗長に感じてしまうだろう。

鑑賞前に第一次世界大戦前後の欧州史をおさらいしておくといいかも。

 

山ヤギが可愛い。崖に挟まってるヤギとか。