ブラックミラーというSNSが浸透した社会をベースに、様々な人間関係を描いた海外ドラマがあります。
数年前にNexflixで視聴してはまりました。
めちゃくちゃ面白いのでおすすめです。
本ドラマでは近い未来に実現しそうなことを扱っていて怖いんです。
今回はブラックミラー シーズン3のエピソード1であるランク社会の感想を述べます。
原題はNosedive (ˈnoˌzdaɪv)で急降下という意味になります。
まさしくその通りのストーリーです。
この世界では、SNS上で人々は常時お互いを点数付け合い、評価し合う。
例えば、SNSに投稿した写真や動画を評価したり、レストランではウエイトレスに対して点数を付けたり、
タクシーに乗った時には乗客、運転手が相互に評価し合い、エレベーターで人と会った時も点数を付け合います。
確かに2020年8月時点で大いにこのスコア化は浸透しています。
例えばレストランのレビュー、Uberの運転手・乗客の相互評価、Uber Eatsの配達員、英会話の先生の評価など。
スコア化は珍しくないことですが、現代社会と異なるのはこの世界では
誰かと会うたびに点数をつけ合います。
点数は5点満点。
他人から付けられた点数は自分に筒抜けで、その点数は常に平均化されてその都度アップデートされます。
人々はこの平均された点数によって、上級か中級か下級かランク付けされているわけです。
彼らの目にはSNSとリンクしたレンズが埋め込まれ、他の人から投稿された画像を見たりすることが可能です。
また、他人の点数はその人の顔の横に現れるので他人がどのランクにいるのか確認できます。
常に他人からどう評価されているか一目同然ってわけですよ。
なんと生きづらい世の中か。。
In the world of Nosedive, everyone rates each other on a scale of 1 through 5 and the average rating of the individual determines their way of living and socioeconomic status.
If you are below a certain score, you have a pretty much miserable existence.
There is a pressure of looking your best all the time. You are constantly being shown others looking their best all the time, which makes you compare yourself to others constantly.
主人公の女性は憧れのマンションを手に入れるために上級ランクに相当する4.5以上の評価を得ようと必死になります。
以下ネタバレです。
この話、とても怖かったです。化物が出てくるわけではないのに。
実際にドラマのような世の中が来たら私なら家から一歩も出ず、人々との関係を断ちます。
この世界では、人々は自分の評価を上げるために日々画像をSNSに投稿。
自分の写真のみならず、食事、子供、ペットの写真など。
プライバシーなどまるでなし。
仕事中も道を歩いてる時もみんな画像投稿と自分の点数チェックのためにスマホに夢中。
つまり仕事はしてない。
でもみんな必死です。
だって点数が低いとお気に入りのマンションを買う権利もないし、
飛行機にも乗れないし、レンタカーも一番低いグレードしか借りられないのです。
そして何よりも、点数が高い人たち、いわゆるスーパーリア充たちから
「あの人ちょっとやばくない?関わるのやめましょ」的な目で見られるのです。
そして距離を置かれます。
何ですか、この世界は。
まず他人にSNS画像や振る舞いを見てもらって高い評価をしてもらわないといけない時点で時間の無駄だし、それに囚われてばかりでは心も病んでいきます。
でもこの世界ではそれが暮らしを良くしていくための必須条件になります。
自分なら耐えられません。
主人公は昔の友人(とてつもなくセレブ)から結婚式のスピーチを頼まれ、
そこで感動的なスピーチをすることによって高いランクの人々から高評価を得ようと企みます。
でもその結婚式にたどり着くまでに彼女に災難が降りかかり点数がどんどん、どんどん下がっていきます。
まさしく急降下 Nosedive
この主人公も結構な癇癪持ちで、自業自得なところもあるんですけどね。
でも最後はすべてから解放されて良かったんじゃないかなというオチでした。
あまり良く思ってなくても気を使って褒め合い、言いたいことも言えない世の中からの解放。笑ってても目が笑っていないとか。
本作の女優さん演技が上手かった。
ブラックミラーはほとんどのエピソードがバッドエンドに近いんですけど、
本作はけっこうすっきり終わりました。見終わって不快さが残らなった。
ただ、まずないでしょうが、
万が一こんな社会が今後来たらコロナ収まっても引きこもります。
A woman named Lacie living in a world everyone rates each other on a scale of 1 through 5 every interaction they have and the average rating of the individual determines their way of living.
If people are below a certain score, people have a pretty much miserable existence.
Lacie is obsessed with her ratings, and she wants to live in a nice neighborhood with a nice husband and life, but she can't afford it with the score of a 4.2. When she gets invited to speak at her childhood friend's wedding in front of high quality people, she sees her opportunity to get her score up to a 4.5 or higher in order to apply for a 20% discount on her new home. Her obsession leads to several mishaps on her journey to her friend's wedding and her ratings are going down.