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【ちいかわ考察】セイレーン編の結末を考察!「あの場面」でちいかわは何を思った?

※この記事は、漫画ちいかわまたは映画ちいかわ 人魚の島の秘密のネタバレを含みます。未読・未視聴の方はご注意ください。

Spoiler Warning: This article contains spoilers for the Chiikawa manga and/or movie Chiikawa: The Secret of Mermaid Island. If you haven’t read the manga or watched the movie yet, please proceed with caution.

【ちいかわ考察】人魚を食べた犯人に気づいたのに、なぜちいかわは黙った?セイレーン編のラストを考察

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(引用元:漫画「ちいかわ」 ナガノ)

映画ちいかわを見てきました。ラスト近くのキャンプファイヤーでのちいかわ、ヒトハとフタバたちのシーンは会話はほぼありませんが泣きました。

今回は、人魚を食べた犯人は誰だったのか、なぜちいかわは誰にも伝えなかったのか、そしてうさぎも犯人を知っていたのかについて考察します。

人魚を食べた犯人は誰?

まず、セイレーンが探していた「人魚を食べた犯人」。

その正体は、ヒトハとフタバでした。

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(引用元:漫画「ちいかわ」 ナガノ)

しかし、2人が人魚を食べたのには理由があります。

ある日、セイレーンたちの遊びに巻き込まれ、フタハが瀕死の重症を負ってしまいます。セイレーンたちに悪意はなくこの事故に気づいてすらいません。

ヒトハは瀕死のフタバを救うため、人魚を殺し、その肉を食べさせました。結果的にフタバは不老不死のような身体になりますが、自分だけが永遠に生き続けることを恐れ、ヒトハにも人魚の肉を食べさせました。

つまり、2人は単純な悪意から人魚を食べたわけではありません。ここが、セイレーン編を複雑にしているポイントです。

「人魚を食べた」という結果だけを見れば犯人ですが、そこに至るまでには、2人なりの事情がありました。

なぜちいかわは黙っていたのか?

物語の終盤、ちいかわはヒトハとフタバが人魚を食べたことに気づきます。

犯人が分かった→みんなに教える→事件解決となりますが、ちいかわは何も言いません。

作中では、その理由は明確に説明されていません。

したがって、ここからは考察になります。

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(引用元:漫画「ちいかわ」 ナガノ)

考察① ヒトハとフタバを「悪者」とだけ判断できなかった

2人には、人魚を食べることになった事情がありました。ちいかわは「この2人が人魚を食べた」という具体的な事情は知りません。

でも、お互いを助けようとする様子、震えながら手を取るところを見て何かを感じ取ったのだと思います。

だから、ちいかわからすると、「人魚を食べたから悪い人」と簡単には割り切れなかったのではないでしょうか。

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(引用元:漫画「ちいかわ」 ナガノ)

考察② セイレーンに教えたら、2人が危険になる

セイレーンは、人魚を食べた犯人を探しています。

そして、そのために島民たちまで巻き込まれるほどの行動をしています。

もしちいかわが犯人を教えれば、ヒトハとフタバがセイレーンに捕まってしまうことは容易に想像できます。

つまり、ちいかわには、「犯人を教える」=「2人をひどい目に遭わせる」ということが分かっていました。だからこそ、あえて何も言わなかったのではないでしょうか。

「ちいかわは犯人をかばった」と考えていい?

かなり近いと思います。ただし、「ちいかわが完全に2人を許した」という意味ではないと思います。

ちいかわは人魚側の事情を知っています。「人魚を食べたことは悪いこと」

という事実と、「でも、この2人をセイレーンに引き渡したらどうなる?」という問題の両方を見ていたのではないでしょうか。

そして最終的に、自分で「言わない」という選択をした。

ちいかわは誰にも言わず、自分の中にしまっておくことにしました。

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(引用元:漫画「ちいかわ」 ナガノ)

うさぎも犯人を知っていた?

「うさぎも犯人を知っていたのでは?」という考察があります。しかし、作中で「うさぎが犯人を知っていた」と明確に描かれたわけではありません。

そのため、「うさぎも全部知っていて黙っていた」

と断定することはできません。

少なくとも、犯人に気づいていたことがはっきり描かれているのはちいかわです。

しかし、ちいかわが黙っておく決断をした時、うさぎはちいかわを撫で撫でしています。普段うさぎはこのような行為をしないので、分かっていた上でちいかわを気遣っていたのかもしれません。

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(引用元:漫画「ちいかわ」 ナガノ)

セイレーン編が怖いのは「誰が悪いのか」が簡単ではないから

セイレーン編の面白さは、単純な善悪の話になっていないことです。

セイレーンには人魚を失った悲しみがあります。

ヒトハとフタバには、お互いを助けたいという気持ちがあります。そして、ちいかわはその両方を見た上で、自分なりの判断をします。

だから、

「セイレーンが悪い」

「ヒトハとフタバが悪い」

と簡単に片付けることができません。

もしかすると、ちいかわ自身も「何が正しいのか分からなかった」のかもしれません。だからこそ、「告発する」でも「許す」でもなく、ただ黙った。

この曖昧さが、セイレーン編のラストを印象的なものにしているのだと思います。

まとめ:ちいかわはなぜ黙ったのか?

作中で明確な答えは出ていません。

ただ、物語から考えると、

人魚を食べた犯人はヒトハとフタバ

ちいかわは2人が犯人だと気づいた

2人には人魚を食べることになった事情があった

セイレーンに告げれば、2人が危険になる可能性があった

それを分かった上で、ちいかわは黙ったと考えることができます。

つまり、

「ちいかわは、ヒトハとフタバを単純な悪者として告発することができず、2人を守るために黙った」

というのが、一番自然な考察ではないでしょうか。

ちいかわは「かわいいキャラクター」ですが、セイレーン編では、誰かを傷つけないために「正しいことを言わない」という、かなり複雑な選択をしています。

そう考えると、あのラストのちいかわの表情が、いつもより少し違って見えてくるかもしれません。

キャンプファイヤーのシーン、映画はさらに動きがついているので、2人の振る舞い、ちいかわの決断に泣きました。

ポシェットをギュッと握るシーン

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(引用元:漫画「ちいかわ」 ナガノ)

キーメッセージを英語で

The campfire scene between Chiikawa, Hitoha, and Futaba was deeply moving.

キャンプファイヤーでのちいかわ、ヒトハとフタバのシーンは感動的だった。

Hitoha and Futaba had their own reasons for eating the mermaid.

ヒトハとフタバには、人魚を食べた事情があった。

It is difficult to decide who is truly at fault: the Siren or Hitoha and Futaba.

セイレーンとヒトハたちの、どちらが本当に悪いのかを判断するのは難しい。

Chiikawa chose to keep the secret to themselves.

ちいかわは、その秘密を自分の中にしまっておくことにした。

(they は複数形だけでなく、性別が分からない一人の人物を指す単数の代名詞)

Sometimes, there is no clear distinction between right and wrong.

時には、何が正しくて何が間違っているのか、明確に判断できないことがある。

Everyone had their own reasons and feelings behind their actions.

登場人物たちは、それぞれの行動の裏に自分なりの理由や思いを抱えていた。

Chiikawa’s silence can be seen as an act of kindness, but it also leaves us with questions.

ちいかわの沈黙は優しさとも考えられるが、同時に私たちにさまざまな疑問を残す。

The story reminds us that telling the truth is not always the simplest or easiest choice.

この物語は、真実を話すことが必ずしも最も簡単な、あるいは正しい選択とは限らないことを教えてくれる。

The story is not simply about finding the villain; it is about understanding why each character acted the way they did.

この物語は単に悪者を見つける話ではなく、それぞれの登場人物がなぜそのように行動したのかを考えさせる物語でもある。