イヤミスの女王 湊かなえさんの「未来」を読了しました。
「イヤミス」とは「読後、イヤな気持ちになるミステリー」のこと。
Iyamisu (eww mystery) is a subgenre of mystery fiction which deals with grisly episodes and the dark side of human nature.
(イヤミスとは陰惨なエピソードや人間の暗部を扱ったミステリー小説のジャンルのひとつ)
湊かなえさんといえば、彼女のデビュー作品である「告白」を初めて読んだときそのラストに衝撃を受けました。
Speaking of Kanae Minato, when I read "Confessions" for the first time, I was shocked by its ending.
未来のあらすじ
「こんにちは、 章子。 わたしは二〇年後のあなたです。 」
ある日、 突然届いた一通の手紙。 送り主は未来の自分だという……。
デビュー10周年を記念する、 著者待望の書き下ろし長編ミステリー。
湊ワールドの集大成と呼ぶべき作品!
感想
暗い。さすが湊かなえ作品。告白はほどの衝撃はなかったが、飽きることなく一気に読めた。途中身勝手な大人たちイライラした。
気分の悪くなるようなエピソード満載。元気のないときは読みたくないかな。
ちなみに、後味が悪いは英語でleave a bad taste
That novel left me with a bad feeling.
- 価格: 858 円
- 楽天で詳細を見る