生きていると耐えられないつらいことや悲しいことがあります。
1人で苦しみに耐えながら暮らしている人がいます。
親しい友達や家族がいても、友達や家族には言えない悩みや孤独を抱えながら毎日耐えている人もいます。
でも私たちは生きていくんだと思います。生きていかなければならないのではなく、生きていくものなのだと思います。
小学生のときに初めて「ショーシャンクの空に」という映画を見ました。
この映画の中で一番好きなシーンが、主人公アンディーの友達レッドがアンディーに会いにいくシーンになります。
ラストシーンに向けてのレッドの言葉がとても印象的で美しいです。
必死に生きるか 必死に死ぬか
Get busy living or get busy dying.
全くその通りだ*
That's goddam right.
*翻訳では意訳されて「私は生きよう」になっています。素晴らしい訳です。
国境を越えられたらいいが
I hope I can make it across the border.
友達と会えて、握手ができたらいいが
I hope to see my friend, and shake his hand.
太平洋が夢で見たように青いといいが
I hope the Pacific is as blue as it has been in my dreams.
私は望む
I hope.
私も身近な人を亡くした経験があります。
家族の一員の犬が死んだ時も死に目に会えず耐え難い悲しみに襲われました。
でも悲しいことに、人間は日常生活で嫌なことがあるとそっちの方に頭がいってしまい、いなくなってしまった人たちのことを忘れがちになってしまうのです。
仕方がないことだし、それでいいのだと思います。
でも大切なことは、残された私たちは必死に生きていくということです。
この世で起こることは全て修行で、修行をまっとうしたら、虹の見える丘で死に別れた人と会えるという話をどこかで聞いたことがあります。
なんともめちゃくちゃで、非科学的ですが、あったらいいなぁと思いながら生きていきます。